協賛企業

welcome 2014members experiment mayfest

新歓情報

welcome

iGEM UT-Tokyoでは現在新メンバーを募集しています。新歓説明会を行うので興味のある方はぜひご参加ください。

  • 場所: 東京大学駒場キャンパス5号館515教室
  • 時間: 4月7日(火) 19:00〜、4月10日(金) 19:00〜

What is iGEM?

iGEM(アイジェム:the international Genetically Engineered Machine competition)はマサチューセッツ工科大学(MIT)発祥の学部生主体の合成生物学の国際大会です。
2004年に始まり最初は参加チーム5つの小さな大会でしたが、現在200弱ものチームが参加する大会となりました。
iGEMでは各チーム BioBrickという特定の規格に則った遺伝子パーツを新たに作成したり組み合わせたりすることで、細胞に新たな機能や性質を導入し、その独自性、工業的有用性、科学的価値などを競います。
10月に地区予選(2013年はAsia,North America,Europe,Latin Americaの4つ)が行われ、11月にMITで行われる本選に出場するチームが決めらます。
出場チームは各チーム毎に設定したテーマに沿って調査・実験を行います。そしてその成果をウェブ上で発表し、その後地区予選でさらにプレゼンテーション、ポスターセッションによる発表を行います。
各チームは成果に応じて金・ 銀・銅のメダルや特別賞が与えられ、そして決勝に進出するチームが決められます。
メダルは既存パーツの改良をしたか(金)、新規のパーツを作成したか(銀)等の各メダルの要件を満たすことが審査基準となります。また特別賞は”Best Presentation”、”Best Parts”など各部門において最も秀でたチームに送られます。

iGEM Official Page http://igem.org/Main_Page

Synthetic biology?

生命のもつ遺伝子を組み替えて、新しい機能を持った生命をデザインしたり、既存の生命機能を自分たちで創りだして理解しようとしたりする新しい学問のことです。
応用としては再生可能なバイオ燃料の産出や毒素のセンサー、欲しい代謝産物の増加などが期待されています。
しかし、遺伝子パーツの機能が明確でないものが多い、実際に組んだ遺伝回路が期待通りに動かない、複雑になってくると扱い辛い、元々生物に備わっているシステムと衝突してしまうなど問題点も少なくなく、まだまだ発展途上な学問でもあります。
合成生物学の研究の助けとして、iGEM で行われるプロジェクトにおいて作成した、機能を持った遺伝子を BioBrick Standard という規格に則った形で、パーツとして提出し共有することもiGEMの役割の一つとして行っています。

参考文献
Kwok, R. Five hard truths for synthetic biology. Nature 463, (2010), 288-290.
http://parts.igem.org/Help:Synthetic_Biology

iGEM UT-Tokyo

iGEM UT-Tokyoは2010年から有志で毎年この大会に出場しています(過去のプロジェクト紹介はこちら)。
iGEM UT-Tokyoは大学が主導するプログラムではないため、東京大学の他にも現在慶應義塾大学、早稲田大学、お茶の水女子大学、首都大学東京、東京理科大学、慈恵会医科大学の学生が所属しており、学部学年も様々です。このように様々なバックグラウンドを持った学生が一つの目的に向かって活動をしているというのがiGEM UT-Tokyoの特徴と言えましょう。

Activities

私たちiGEM UT-TokyoはiGEMという、毎年秋に開催される学部生の合成生物学の国際大会に出場し、金賞を目指す団体です。遺伝子組み替え技術を用いて、生物に新たな機能を持たせる遺伝子パーツを作り、プレゼン、ポスター、ウェブで研究発表を行います。過去私たちが行った研究にはアナログ時計大腸菌、数独を解く大腸菌などがあります。大会が毎年秋に行われるため、一年間をともにするチームは、経験者を軸として12月ごろに新メンバーを迎え入れて新結成され、さらに4月に新入生を加えて完成します。具体的な活動としては、一年間に行うプロジェクトの決定・プロジェクトの進行・大会での発表準備・チーム運営に関する活動があげられます。

・プロジェクトの決定
プロジェクトのテーマ設定は、その面白さや実現可能性、新規性などが結果に直結するため、慎重に行う必要があります。我々UT-Tokyoは12月ごろにチームを結成した後、プロジェクトテーマに対するアイデア出しを行い、またそのアイデア出しに役立つ基礎知識を固めるために過去プロジェクトの調査や論文紹介を行います。その後4月ごろまでに、出たプロジェクト案を発展させ、5月ごろにその案の中からプロジェクトを決定させます。
プロジェクトを決定する流れの中で、経験者が軸となって、生命科学についての知識や下地がほとんどない新入メンバーや新入生とともにプロジェクトを進行するにあたって必要な知識や考え方を身に付けて行きます。

・プロジェクトの進行
iGEMでのプロジェクトの進行は大きく分けて2つのパートから成ります。一つ目は実際に生物を扱う実験操作を伴うもので、wet workと呼ばれます。二つ目はコンピュータシミュレーションなど、生物を扱わないもので、dry workと呼ばれます。
wet workでは、生命科学において必須の手法であるDNAサブクローニングを用いて、遺伝子の操作を行います。プロジェクトが決まる前の春休みを利用して実験練習を行い、必要な作業や原理を学んで、プロジェクトが決まった後に夏休みを利用して実験を進めます。
dry workでは、wet workでえられたデータなどをもとにモデリングをしてコンピュータシミュレーションを行ったり、その結果をwet workに活かしたりすることで、実験系では実現が厳しいものの解析や、計算機上で動かすことによるプロジェクトの本質の理解などを行います。

・大会での発表準備
iGEMでは、行ったプロジェクトについて大会で発表を行います。発表は主にプレゼンテーション・ポスターセッション・チームwikiページの二つの形式でなされます。
プロジェクトがある程度進行し、実験結果やモデリングの結果が出揃ってくると、プレゼン発表担当者はプレゼンテーションの練習を行います。また、デザインの担当者はスライドの作成や、wikiやポスターのデザインの作成を行います。

・チーム運営
iGEM UT-Tokyoは学生チームなので、運営に関しても我々自身で行っています。資金獲得のための企業への渉外活動や、実験場所としてお借りする研究室との交渉を行います。

以上のようにUT-Tokyoでの活動は多岐にわたり、個人個人が自分の居場所を見つけることができます。チームメンバーの興味も多様で、生物学だけでなく、むしろ生物初心者が多くを占め、数学や物理の進路を考えている人も多く在籍しています。学部生という早い時期から研究プロジェクトに本気で取り組んでみたい方を募集しています!

2014 Sigma-Re Counter / CTCD


2014年チームは大腸菌を用いたリセット可能なカウンターと、がん細胞を検出するシステムを作りました。
カウンターではシグマ因子とアンチシグマ因子という蛋白質を組み合わせ、アラビノース誘導の回数を記憶し、IPTG誘導によりカウント数がリセットされます。
がん細胞検出システムでは、血中のがん細胞でのみ特異的に蛍光を発し、がんの早期発見に役立てます。
UT-Tokyo創立初のGold Medalを獲得いたしました。

2013 Multicellular Analog Clock


2013年チームは大腸菌でアナログ時計を作りました。
隣接する大腸菌が、細胞間コミュニケーションによって遺伝子の発現を制御して蛍光タンパク質を合成することで、時計の針のように一定速度で一定方向に蛍光が見られます。

2012 Sweetaholic Energy Generator


2012年チームは残飯などから水素を合成する大腸菌を作りました。
大腸菌に本来備わっている、グルコースから水素を合成する代謝システムを遺伝子組換えによって改良し、より効率的な水素合成を可能にします。

2011 SMART E. coli
-Self Mustering with Aspartate-Responsive Taxis-


2011年チームは新たな大腸菌の化学走性を制御するシステムを作りました。
対象となる物質を検知した大腸菌は鞭毛による運動をやめてその場に留まり、さらにL-アスパラギン酸を産生することで大腸菌を引き寄せます。これによって、物質濃度が高いところに多くの大腸菌が集まり、より効率的なバイオレメディエーション(環境浄化)が可能になります。

2010 Sudoku


2010年チームは数独を解く大腸菌を作りました。
4×4のマスで数字の代わりに4色の蛍光を使って数独を完成させます。
同じ列、同じブロックの大腸菌の間で遺伝子の制御を行うことで次々と蛍光の色を決定していきます。

Contact

iGEM UT-Tokyoへのお問い合わせはこちらから

info@igem-ut.net

iGEM UT-Tokyoは皆様のご協賛で研究を行なっております。
2015年度の予算概要は以下の通りです。
なお、以下の予算は2014年度の活動の実費をもとに算出したものになります。
実験費用 \1,000,000
大会登録費(チームおよびメンバー20人) \2,148,000
大会渡航・滞在費(ボストン 20人) \4,200,000
Tシャツ代(20人) \40,000
パーツ輸送費 \20,000
ポスター制作費 \7,000
渉外活動費 \15,000
サーバー維持費 \2,835
5月祭出展費 \7,600
以上に加え、シークエンス試薬の寄付およびディスカウントをご提供くださる企業/個人を募集しています。
また、協賛いただける企業/個人のご紹介もお願いしております。
ぜひ皆様のご支援を賜りたく存じます。
協賛をしていただける方はまずはわたくしどもiGEM UT-Tokyoまでご連絡ください。
協賛資料をお渡しし、ご相談させていただきます。